世界で話題の「CBD」ってどんな成分?

CBDの基本的な知識

CBDとは、カンナビジオール (Cannabidiol) の略で、ヘンプや大麻草から抽出される成分のひとつです。

CBDは、リラックス効果や抗炎症作用、免疫調節作用など、さまざまな作用を持つと考えられており、これらの作用はCBDが体内の「カンナビノイド受容体」と結合することで引き起こされるとされています。

カンナビノイド受容体は、脳や神経系、免疫系など、全身のさまざまな組織に存在しています。CBDがこれらの受容体と結合することで、神経伝達物質の分泌を調整したり、炎症を抑えたりするなどの作用を期待できると言われています。

CBDに期待される主な作用

  • リラックス作用
  • 睡眠の質の向上
  • ストレスの軽減
  • 痛みの緩和
  • 炎症の抑制
  • 免疫力の向上
  • 神経保護
  • 抗酸化
  • 抗糖化 など

CBDはアメリカ、欧米諸国などでは既に医療現場にて使用されていますが、現段階で医療認可の下りていない日本国内では、健康食品や嗜好品、化粧品といった形でCBD製品を購入・使用することができます。

日本のCBD事情

矢野経済研究所の2022年の調査によると、2021年の国内CBD製品市場規模は小売金額ベースで、前年比185.9%の185億4,100万円、2022年は前年比139.9%の259億3,600万円を見込んでいます。 (参照: 2021年の国内CBD製品市場規模は前年比185.9%の185億円4,100万円に)

このことから、日本国内でのCBD使用率はここ数年で急速に拡大していることがわかります。 CBDの使用率が拡大している理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 健康意識の高まり
  • 政府による環境整備に向けた動き
  • 海外からの流入

CBDは、リラックスや睡眠の質の改善、痛みの緩和などの効果が期待されており、健康意識の高まりを背景に、その需要が拡大しています。海外からCBD製品の流入も増加しており、国内での認知度や普及が進んでいます。

また日本国内でもCBDの安全性や有効性に関する研究が進んでおり、今後の規制緩和も期待されています。

CBDの安全性について

CBDの依存性について

CBDの安全性については、世界中で多くの研究が行われています。その結果として、CBDは一般的に安全性が高く、副作用は少ないと考えられています。

2017年に発表された世界保健機関 (WHO) の報告書では、CBDは「乱用や依存可能性を示唆する作用を示さない」と評価されています。

違法性について

ヘンプや大麻草から抽出される成分として「THC(テトラヒドロカンナビノール)」も有名ですが、THCは日本の法律で規制されていますが、日本の法律に則り、正しい方法・部位から抽出されたCBDは違法ではありません。

THCとは異なり、CBDには精神活性作用はありませんので、ハイになるなどの心配はありません。

CBDの副作用について

CBDは、さまざまな作用が期待できる成分ですが、まだ研究途上にあることも事実です。

CBDの副作用としては、まれに眠気や倦怠感などが報告されています。また、CBDと同時に服用しない方が良い薬もあります。

そのため、妊娠中や授乳中の女性、薬を服用している方、持病のお持ちの方、高齢の方やお子様は、事前に必ず医師に相談してから使用するようにしてください。

CBD製品がおすすめな人

  • リラックスしたい方
  • 睡眠の質を向上させたい方
  • ストレスや不安感を軽減したい方
  • 生理痛やPMSを緩和したい方
  • 免疫力を上げたい方
  • メンタルケアをしたい方

ただし、現在日本国内で入手できるCBD製品はあくまでもサプリメントであり、医薬品ではありません。そのため、病気の治療や症状の改善を目的とする場合は、必ず医師の診察を受けてください。

CBD製品を購入する際にチェックすること

CBD製品を購入する際は、原料の品質や、THCをはじめとする違法となる成分が含まれていないかどうかなど、成分表示や商品の詳細を必ず確認しましょう。

  • 成分表の確認
  • CBD原料の品質
  • CBD以外の成分を確認

CBD製品の種類と摂取方法

現在、日本国内でも様々な種類のCBD製品が販売されています。飲用するオイル、気化して吸収するベイプ、グミなどが特に多く販売されていますが、美容やアンチエイジング、ボディケアを目的としたCBD化粧品も販売されています。

  • オイル(飲用)
  • ベイプ
  • グミ
  • 化粧水
  • ボディクリーム
  • ロールオン
  • リップクリーム

CBDの摂取方法

CBDは製品ごとに摂取方法が異なり、作用の現れ方や持続時間が変わることがあります。

  • ベイプ:気化させたCBDを吸引する(体感が出るのが早く、持続時間は短め)
  • オイル:舌の裏に垂らして吸収させる(体感が出るまで中程度の時間、持続時間は長め)
  • CBDグミ:そのまま食べる(体感が出るまで少し時間がかかり、持続時間は長め)
  • CBD化粧品類:ケアしたい箇所に塗って使用する(経皮吸収)

健康へのCBD活用法

CBDには、さまざまな健康への効果が期待されています。主な効果としては、以下のようなものが挙げられます。

  • リラックス効果や睡眠の質の向上
  • 痛みの緩和
  • 炎症の抑制
  • 免疫力の向上

これらの効果は、CBDが体内のカンナビノイド受容体と結合することで引き起こされるとされています。カンナビノイド受容体は、脳や神経系、免疫系など、全身のさまざまな組織に存在しています。CBDがこれらの受容体と結合することで、神経伝達物質の分泌を調整したり、炎症を抑えたりするなどの効果が期待できます。

◆リラックス効果や睡眠の質の向上

CBDを摂取することで、リラックス効果や睡眠の質の向上ストレスや不安を軽減し、心身をリラックス作用が期待されています。 ◆痛みの緩和

CBDは慢性的な痛みや神経痛、関節痛などの緩和に効果的です。 ◆炎症の抑制

CBDには炎症の抑制作用があるため、アトピー性皮膚炎や関節炎などの炎症性疾患の症状を緩和することができます。 ◆免疫力の向上

CBDは免疫力を高める作用があり、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防にも役立ちます。

 

美容へのCBD活用法

CBDは健康面だけでなく、さまざまな美容への効果も期待されています。
カンナビノイド受容体は、皮膚にも存在しており、CBDがこれらの受容体と結合することで、肌の保湿や抗酸化、炎症の抑制などの効果が期待できます。

  • 肌の保湿
  • 抗酸化作用
  • 炎症の抑制
  • ニキビの改善
  • シミやシワの改善
  • エイジングケア

◆肌の保湿

CBDには、皮脂分泌を抑える作用と肌の水分保持力を高める作用があります。そのため、肌の乾燥を防いでバランスを整えて、しっとりとした肌に導く保湿効果が期待されます。

◆抗酸化作用

CBDには、活性酸素を除去する作用があります。活性酸素は、肌の老化やシミ、シワなどの原因となる物質です。そのため、CBDの抗酸化作用によって肌の老化を防ぎ、シミやシワを改善する効果が期待できます。

◆炎症の抑制

CBDには炎症を抑制する作用があり、ニキビやアトピー性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患の症状を緩和する効果が期待できます。

◆ニキビの改善

CBDには、皮脂分泌を抑える作用と、炎症を抑制する作用があります。そのため、ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌や炎症を抑え、ニキビの改善にも役立ちます。

◆シミやシワの改善

CBDには、抗酸化作用と炎症を抑制する作用があることから、シミやシワの原因となる活性酸素や炎症を抑え、シミやシワの改善に役立ちます。

◆エイジングケア

CBDには、抗酸化作用や、肌の保湿・炎症の抑制などの作用があります。そのため、肌の老化を防ぎ、若々しい肌を保つエイジングケア効果が期待できます。

CBDオイルに関するよくある質問

Q. CBDオイルは安全ですか?

CBDオイルは一般的に安全性が高く、副作用は少ないと考えられています。しかし、まれに吐き気や眠気、倦怠感、頭痛、下痢などの副作用が報告されています。また、血圧や血糖値を下げる作用があるため、持病のある人は医師に相談してから使用するようにしてください。

Q. CBDオイルは誰でも効果がありますか?

CBDオイルの効果は、人によって異なります。また、体内のカンナビノイド受容体の量や状態によっても、効果が異なると考えられています。そのため、効果を実感できない人もいます。

Q. CBDオイルの適切な摂取量は?

CBDオイルの適切な摂取量は、症状や体調など個人差があるため人によって異なります。一般的には、初めて使う方は1日5〜10mg程度から始め、徐々に量を増やしていくのがお勧めです。

Q. CBDオイルは妊娠中や授乳中に使用できますか?

CBDオイルの安全性に関するデータは限られています。そのため、妊娠中や授乳中の女性は、医師に相談してから使用するようにしてください。

Q. CBDオイルは薬と併用できますか?

CBDオイルは、薬の作用を抑える可能性があるため、薬を服用している人は、医師に相談してから使用するようにしてください。


Q. CBD製品を使うときに気をつけることはありますか?

まず初めに、購入する際は商品の詳細をしっかりと確認し、品質の高いCBD製品を選ぶことをお勧めします。

使用する際は、ご自身の体調や感じ方に合わせて、適切な量を継続して摂取しましょう。摂取量が多ければ良いというわけではなく、また個人差もあるため、日々調整しながらご自身にとってちょうど良い量を見つけることが大切です。

また妊娠中や授乳中の女性、薬を服用している人は、使用前に医師に相談するようにしてください。

これらの注意点を守って、CBDを安全に摂取するようにしてください。